2008年12月30日火曜日

遠近両用メガネ

帰国した翌日、近所のメガネ屋さんで新しいメガネを注文した。
読書用の老眼鏡が手放せなくなってきていたので、その予備を買うのが目的だったのだけれど、勧められて遠近両用を作ってみることに。会議などで、書類を見るときと相手と話すときとでしょっちゅうメガネを掛け替えなければならなくなっていた不便さが、大きな動機。結構張り込んだ。
で、できたのがこれ。
うまく使いこなせるようになればいいけど。




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2008年12月28日日曜日

ブログお引っ越し

今までjugemに書いていたブログ「ロンドン日記」を、bloggerに移すことにした。
jugemでは、過去に書いた日記のタイトル一覧を表示させる機能が弱く、検索が不便だったこともあるけれど、もっと大きな理由が、iPhoneからの編集ができないこと(Webブラウザからできなくはないけれど、かなり不便)。
Bloggerだと有料(600円)だけどBloggPressというアプリを使ってiPhoneからもブログの投稿や編集ができる(もちろんPCよりは不便だけど)。

今早速これをiPhoneで書いてみたけれど、まずまず何とかなりそうな感じ。
これでますますPCを持ち歩かなくてすむようになる。

ちなみに、今日は娘の気分転換もかねて、塾終了の6:30に家族で塾まで迎えに行ってそのまま木曽路で夕食。でも娘は帰宅後もしっかり勉強。最初の入試まであと2週間。

2008年12月26日金曜日

息子とディズニーランド

26日(金)は、朝7時過ぎに起きて、息子と一緒にディズニーランドへ。1月末まで有効な株主優待券が2枚あったのだけど、娘が受験のため家族では行けそうにないので、息子と2人で行ってくることに。8時15分頃、自家用車で出発。多少の渋滞はあったけれど、まずまず順調で、午前9時にはディズニーランドの駐車場入り。
しかし、入り口はものすごい行列で、チケットを持っていたのに入場できたのは9時15分くらい。早速バズライト・イヤーズのファースト・チケットに並びに行ったのだけれど、そこもすでにすごい行列で、チケットをようやくゲットできたのが9時40分で、入場が13時15分!次のファースト・チケットの取得が可能になる時刻が11時40分!いやーまいった。ちなみに、予定では2番目のファースト・チケットは、プーのアトラクションにする予定だったのだけれど、10時40分頃にプーの前を通って見てみると、すでにファースト・チケットの入場時刻は17時10分に!さすがにプーは諦めた。
で、気を取り直して「小物アトラクション」で稼ぐことに。スタージェットに始まり、イッツ・ア・スモール・ワールド、ビーバーブラザーズのカヌー探検、アリスのティーパーティを終えると11時50分になったので、スプラッシュ・マウンテンのファースト・チケットをゲット。入場は15時40分。屋台でスモーク・ターキーレッグを食べながら、ウェスタン・リバー鉄道をこなして、バズライト・イヤーズへ。で、キャッスル・カルーセル、トゥーン・タウン、トム・ソーヤ島いかだを終えると、スプラッシュ・マウンテンの時間。これでさすがに息子にも疲れが見えてきたので、おみやげを買って帰宅の途につくことに。午後5時にディズニーランドを出る。しかし、帰りは首都高速は大渋滞で、おまけに、疲れて判断力が鈍っていたためか、道も間違えたりして帰宅は午後6時半。結構疲れたけれど、楽しかった。

2008年12月24日水曜日

自宅でのクリスマスイブ

飛行機は、9時45分頃成田に到着。荷物の受け取りもスムーズにすみ、京成電鉄の特急で日暮里に出てJRに乗り換えて自宅へ。半年ぶりの自宅には、正午に到着。ただ、この日は平日なので、妻も子供たちも仕事や学校に出かけており、自分で鍵を開けて帰る。昼食は自宅でおでん。
2時半頃に息子、娘、妻が相次いで帰ってきて、家族再開。3時15分に予約しておいた歯医者で、歯の検査をしてもらったあと、帰宅してお土産の披露。
夜はイギリスから持ち帰ったオーストラリア産のスパークリングワインに、松阪牛のステーキで豪華にクリスマスイブパーティ。
でも、さすがに疲れていたので早く寝た。

2008年12月23日火曜日

一時帰国

23日(火)は、帰国の出発日。本当は仕事の終わった19日にすぐにでも帰国したかったところだったのだけれど、飛行機の予約が取れなかったためにこの日になってしまった。
午後1時ヒースロー発のフライトなので、自宅を9時半に出れば十分間に合う。ということで、いつものように午前6時に起きてスポーツクラブで1000m泳いで来た。で、予定通り9時半出発。ピカデリーラインでヒースロー第3ターミナルには10時40分頃到着。チェックイン、手荷物検査、出国手続きもすべて滞りなく終わり、11時10分頃には暇になった。で、空港のラウンジから無線LANを使って、家族にスカイプを少々。Begul Streetで昼食をすませ、12時10分頃、出発の1番ゲートに行く。飛行機はVirgin Atlantic のVS900便。予定通りの出発。
乗ってみると、なんとがらがら。全部で2割程度の乗車率しかない。あの予約が取れなかったのは、一体何だったんだ、って感じ。しかも、ほとんどが日本人だったところをみると、不況と激しい円高突入で、外国人がかなりキャンセルをしたのかもしれない。でも、おかげで、ゆっくりと座ることができてラッキーではあった。
噂通り、バージンのエンターテイメントはとても充実。エコノミーでありながら、機内で、インディ・ジョーンズ4、Mamma Mia、スターウォーズのアニメ版The Clone Warsと3本映画を見ることができ、ワインもたっぷりおかわりをいただいた。
快適な旅行で成田まで11時間半。

2008年12月19日金曜日

年内最終日

こちらでは、祝日の数が日本よりも少ないため、日本の勤務条件と合わせるために独自に事務所休暇を設定している。今年の休暇は、前所長が決めていたものだけれど、年末年始の休みを十分とるために、22日から24日までを事務所休暇にしていた。25日のクリスマス、26日のボクシングデーはもともと休日なので、今年のお仕事はこの19日(金)で終了。ちなみに、有給休暇を使って早めに休みを取る職員もいるので、午後にはすっかり事務所は静かになった。
街も、すでに19日にはすっかりクリスマスモードで、地下鉄やバスも空いていた。で、ショッピングだけは、クリスマスの飾りも賑やかに人通りにあふれている状態。景気は悪いのかもしれないけれど、まだ一般のイギリス人の生活実感にまでそれは現れていない、ということなのかもしれない。まあ、日本でも、1990年にバブルが崩壊してからも、1995年くらいまでは本当の不況という感じはしなかったし、こんなものなのかもしれない。
もちろん面会などの予定はなく、メールも少なかったので、職員のレポートに目を通したり、雑誌を読んだりとゆっくり時間を過ごした。
とりあえず、まずは最初の年を無事に越すことができてやれやれ。
新年の事務所開きは1月5日から。

2008年12月18日木曜日

事務所物件下見パート2

18日(木)は、午前中、事務所物件の下見のパート2。今回も、合計で5つの物件を見て回った。
今回の物件は、今の事務所の近くのもので、多少値は張るけれど、グレードの高いものが中心。確かに、前回見たものよりも今回の方がよほどいいものが多かった。ただ、その分単位あたり家賃はやや高めなのだけれど、事務所面積が狭くて総トータル家賃ではなんとか予算に収まりそうなものを選んでもらった。
最初に見たものは、うちの事務所のあるWhitehallの通りのすぐ近く。面積が今の事務所のほぼ半分しかなく、このため、今回見た物件の中ではトータル家賃が一番安かった。もちろん立地も全く問題ないのだけれど、ただ、この面積で果たして人と物がちゃんと収まるかが最大の問題。
2番目に見た物件は、トラファルガー広場に面したもので、今回見た中では一番いいものだった。部屋はきれいだし、眺めが抜群。多少形は悪いけれど、面積もほどほど。当然その分単位あたり家賃はかなり高い。面積が今よりは狭くなる分、トータル家賃は今よりそれほど上がるわけではないけれど、それでも単位あたり家賃の高さは、ややネック。
あとの3つは、ピカデリーサーカス周辺のもの。便利できれいなところは高く、ややビルのグレードの落ちるものはそれだけ安いという、まあわかりやすい物件。最後の2つには、日系の企業や団体も入っているビルだった。でも、最初の2つほどの魅力は感じず。
まあ、今のところ、あくまでも現事務所の契約更改が本命なのだけれど、特にトラファルガー広場に面したオフィスは、予算さえ許せば今の事務所に住み続けるより、よほどいいような気がした。
探せばあるもの。固執する必要はないということか。

2008年12月17日水曜日

事務所クリスマス

17日(水)は、午後3時にJALの岡田社長とウォルシュ裕子さんが事務所に来訪。年末のご挨拶と世間話。岡田社長とは、今年いろいろなセミナーや会議の場でずいぶんよくご一緒させていただいた。来年もよろしくお願いします。
そして夕方から、事務所のクリスマスパーティ。明日から早めに休みに入る人もいるので、これが実質的な御用納め式。まず、事務所でケータリングの食事と飲 み物を楽しんだ。一つ非常におもしろかったのが、アンドリュー調査員の発案で、「クイズ大会」をやったこと。イギリス生活の常識に関する問題なのだけれ ど、当然ながら我々外国人にとっては非常に難しかしい。でもおもしろい。
大きく3つのパートに別れていて、最初がイギリスで市民権を取る際に出題されるという「Life in the UK」というテキスト(なのかな?)からの選択肢問題。歴史あり、地理あり、社会生活ありと、とても難しかったけれど勉強になった。でも、もう忘れちゃっ たかな。2番目がイギリスの行政・地方自治に関する問題。印象に残ったのが、「次の肩書きを、ポストの高い順に並べなさい」というもの。これが、英単語の 意味はとりあえずわかるのだけれど、全然わからない。イギリスというのは、本当に肩書きを複雑にする国だということがよくわかった。
で、3番目が一般常識問題。テレビや新聞などからの出題。もうここになると全くのお手上げ。うちのチームに入っていた、イギリス在住9年目という吉川調査助手に頼りっぱなし。
クイズ大会の終了後、有志で外に繰り出して、histric pub tour。これもアンドリューの案内。結局4~5軒はしごして、最後はすっかり酔っぱらってしまった。けど、なんとか無事に日が変わらないうちに、家にはたどり着く。
ほんと楽しかった。



2008年12月16日火曜日

東京女子大広瀬先生来訪、居酒屋忘年会

16 日(火)は、午後2時に東京女子大心理学科の広瀬教授が来訪。災害、危機管理関係のご専門で、総務省消防庁や内閣府の安全・危機管理部門とのご関係が非常 に深い先生とのこと。今回は、主としてロンドンのテロ対策について調査に来られたとのことで、その関係のクレアレポートもすでにお読みになられているとの こと。
この日は、アンドリュー調査員が休みで、せっかく先生が来られても、きちんと専門的に話ができる者がおらず、非常に恐縮だったのだが、僕と石田参事とで対応。
もちろん、専門的な話は何もできなかったのだけれど、広瀬先生の元々のご専門が社会心理学とのことであったので、イギリス人と日本人との考え方の違いや、 それが災害、軍隊、プライバシーなどにかかわる政策決定に与える影響などについて、こちらで生活してみての印象を主にお話しした。いろいろお話はしたもの の、ほとんど雑談の域を超えないような話だったように思え、やや申し訳なかった気がする。多少なりとも役に立ってくれていればいいけれど。

夜7時からは、こちらに来ている総務省関係者で忘年会。Tottenham Court Road のすぐそばにある「菊池」にて。
このお店は、TimeOut にも載っていないし、独自のHPも出していないようだけれど、すでにこちらで10年もやっておられるお店だとのこと。店に入ると、完全に日本の居酒屋のたたずまいで、ロンドンにいることを忘れる。
ビール、日本酒、おつまみ、どれをとっても完全に日本そのもの。まあ、おつまみは、もちろん手に入る食材が日本とは違うので、完全に同じではないものの、別に日本の居酒屋でこれが出てきても違和感は全くないと思えるレベル。大満足だった。
日本酒も、「利き酒メニュー」というのがあって、8種類の地酒から、好みの3種類を選ぶと、それぞれガラスのぐい飲みに60mlずつ入って出てくる。これがどれもおいしくてうれしかった。
調子に乗って、いっぱいしゃべりながらいっぱい食べ、いっぱい飲んだおかげで、一人あたり60ポンド以上使ってしまい、ちょっとぜいたくだったけれど、ま あロンドンならこれは大いに許せる。なにしろ、いかに値段はリーズナブルであっても、満足感を味わえない店がまだまだ多いのだから。
帰りも、19番のバスで自宅すぐそばまで1本で帰れるのもうれしかった。ここはごひいきになりそう。

2008年12月15日月曜日

Climate change: a new landscape?

15日(月)は、午後2時半から、大使館で行われたセミナーに、石田参事と一緒に出席。テーマは「Climate change: a new landscape?」で、要するに地球温暖化対策の話。
セミナーは、大きく2部構成になっていて、前半が、英国のシンクタンク(になるのかな?)Carbon Trustの環境戦略チーフエコノミストのMichael Grubb氏と、国立環境研究所の上級調査員、藤野純一氏によるプレゼンテーション。地球温暖化により、もし何も対策をしなければどうなるのか、それを避けるために、どのようなシナリオを描いてどのような対策を打たなければならないのかといった点に関する、主として理論的・技術的側面からの話。
 で、後半がイタリア大使館のGiovanni Brauzzi氏の司会で、日本国外務省の地球規模課題審議官の杉山晋輔氏、フランスの国際環境問題交渉チームのトップ Paul Watkinson氏、アメリカのジョージタウン大学客員教授のThomas Brewer氏による「The road to Copenhagen」と題されたパネルディスカッション。こちらはもっぱら政治的な話。
 僕は残念ながら、あとの予定があったため、第1部だけを聴いて途中退席。
 第1部のメッセージでも強く感じたけれど、この地球環境の問題は、長期的で世界的な取り組みが必要であるだけに、いかに人々の意識を変え、ライフスタイ ルや価値観そのものを適切な方向に変えていくことができるかが決定的に重要になる。これまでの政治的課題とは、かなり異質な手法が要求されるものだろう。 しかし、いかに困難であっても、なんとしてもやり遂げなければならない課題である。

2008年12月14日日曜日

デジタルチューナー

日 本の地デジ完全移行(アナログ停波)が、2011年7月24日で、ロンドンに来る直前の仕事では、その円滑な移行がかなり大きなウェイトを占めていた。僕 の仕事ではなかったが、それを達成するための非常に大きなポイントとして、「5000円以下の地デジチューナーを作り、普及させる」という政策課題があ り、放送技術課の方で、その技術基準を取りまとめたりしていた。

で、ロンドンの方ではどうかというと、「Freeview」という名前で15~20ポンドくらいのチューナーが平然と百貨店やスーパーに置いてある。これ でデジタル放送を受信できるだけでなく、アナログ5チャンネル(BBC1、BBC2、ITV、Channel4、FIVE)のデジタル版のほか、衛星のフ リーチャンネルが30チャンネルほど(有料チャンネル対応のチューナーを入れれば、40チャンネル以上)と、ラジオ20チャンネルほどを見る(ラジオの場 合は「聴く」だけど)ことができる。しかも、何の面倒な設定もいらず、アンテナとチューナーとテレビをつないだら、あとはチューナーのオートチューニング に任せるだけ。ちょっと感動的なほど簡単。

で、最初は一番小さくて安いやつ(20ポンドくらいだったかな)を買って、ここ2ヶ月ほどそれでいろいろなテレビを見ていたのだけれど、近所の百貨店 Peter Johnes に行くと、100ポンド~200ポンド(現在の円換算だと1万4千円~3万円)出せば、Freeviewにハードディスクがついて録画できるものも売って いるので、ボーナスが出たこともあり、194ポンド出して500GのHDのついたものを買って来て取り付けてみた。

すると、想像以上に便利で改めて感動。まず、セッティングは今回も簡単。で、これまで不便だったのが、テレビのリモコンとチューナーのリモコンとを別々に 操作しなければならなかったことだったのだけれど、今回のチューナーは、テレビのリモコンにも対応していて、1つですむようになった。で、今回の目玉の録 画もシンプルな操作で簡単にできるし、さらにうれしかったのは、ラジオチューナーがついていて、これもEPG(電子番組案内)に対応しているので、ラジオ の録音も簡単にできること。早速、明日からBBC4で始まる「A Christmas Charol」の朗読番組の予約をしておいた。Daily の設定にしておけば、毎日同じ時間の録音をしてくれるので手間いらず。テレビの場合には Series 設定があるのでさらに簡単なんだけど、さすがにラジオはそれはなかったものの、そこまで贅沢は言えない。

さらに、今回のリモコンでは、字幕もワンボタンで出せるようになったこともうれしい。

ともあれ、ヨーロッパの地デジは、「ワンセグ」みたいなものこそない(一応技術的にはあるらしいのだが、まったく見たことがない)ものの、実に使い勝手が良いし、安い。これでは、日本がシェアを取るのに苦戦するのも当然だとよくわかった。

2008年12月12日金曜日

クレジットカード

日本 では、クレジットカードの勧誘は山のようにあり、単にポイントカードが欲しかっただけなのに、ついでにクレジット機能もつけておくといったこともあって、 いっぱいクレジットカードを持っていた。もちろん、メインで使っていたのは一つだけで、あとのものは「おまけでついているだけなので使わない」という状態 だったのだけれど。
で、イギリスに来てみると、ポンド建ての給料を受け取るために入ったロイズ銀行のカードがVisaデビットカードになっていて、これを使ってあらゆる場所でショッピングができるので、特にクレジットカードの必要性は感じなかった。
でも、銀行のカードだとポイント(マイル)がたまらないので、マイルを溜めるためにやっぱりクレジットカードにも入ろうかなと思ったら、これがとんでもなく大変だった。
まず、ロイズ銀行にも「クレジットカード」の申し込みのページはあるのだけれど、オンラインでは一切手続きができない。こちらに来た頃は、とりあえず様式 をダウンロードして記入して郵送することはできていたのだけれど、いつの間にかそれもなくなり、直接支店に行くか、電話で申し込んで申込用紙を送ってもら わなければならなくなっていた。
で、ともあれ9月頃、様式に記入して申し込んでみたら、信用情報が確認できないので、過去3ヶ月分の銀行出納の明細を、今後2ヶ月以内に送ってこいという お手紙が届いた。その時点では、そもそもイギリスに来てまだ3ヶ月になっていなかったので、そんな明細など出せるわけがない。で、結局あきらめてそのまま ほっておいた。
その後、UKアマゾンから、クレジットカードに入りませんか、というメールが来ていたので、「ふーん、アマゾンなら入れてくれるんだ」と思ってオンライン で手続きをしてみたところ、やはり最終ステップで、あなたの信用情報が確認できなかったので、これ以上手続きを進められません、というメッセージが出て、 ちょん。
で、ともあれ3ヶ月経過するのを待ってから申し込むことに。とはいえ、10月はとても忙しかったので11月も中程になってから、今度はBritish Airwaysのカードの申し込んでみた。
しかし、これはとりあえずオンラインでかなりのところまでの手続きはできたものの、最後はパスポートのコピーと現住所を証明できるもの(この3ヶ月の間に、英国の運転免許証をゲットしておいたのでそのコピー)を郵便で送った。
でも、いつまで経っても返事は来ず、いい加減諦めかけていたら、ある日突然携帯電話に「BAですが」というメッセージ(もちろん英語)があった。要する に、本人確認、ということらしい。で、氏名、住所、誕生日、母親の旧姓等々、いろいろ聞かれてなんとかクリア。それでようやく手続きが終わった模様。で も、その後も旅行に興味はあるか、ワインに興味はあるか、クリスマスには買い物をする予定があるか、このカードにはバウチャーがいろいろ付いているんだよ 等々、今度は一転して営業トーク。正直疲れた。
で、電話のあった翌週(先週の木曜日だったかな)無事届いた、と思ったら、4桁の暗証番号のみ。肝心のカードがない。結局カードは、さらに1週間遅れて、12月11日にようやく届いた。
クレジットカード1枚作るのが、こんなに大変だとは思わなかった。やっぱりこちらでは、自分というのは得体の知れない、信用のできない外国人なんだな、と痛感した出来事だった。

2008年12月11日木曜日

事務所物件下見

11日 (木)は、朝9時15分から風間次長、木村所長補佐、ジェイソン調査員と一緒に事務所物件の下見。来年9月いっぱいで、現事務所の契約期間が切れるので、 その更新のための下準備をしているところだけれど、家賃が折り合わなかった場合に備えて、移転候補地の物色も必要との判断から実施することに。
とはいえ、仮に移転するとしても、実際に引っ越すのは早くて来年9月後半以降となるので、まだちょっと間がありすぎるため、今回見た物件は、そのときまで にはおそらくどこも残っていないものと思われる。したがって、こんかいの下見は、物件選びの判断材料を収集するための、いわば練習的なもの。
まず、Aldwychに、今回のアレンジをしてくれたサーベイヤーと一緒に集合して最初の物件を見たのが手始め。
この日、全部で5件見て回ったのだけれど、やはり百聞は一見にしかずで、実際にものを見てみると、いろいろ気づくこともあるし、自分なりの判断基準も固 まってくる。判断材料は、大きく分けて、立地と設備だということがよくわかった。で、当然のことながら、なかなか「完璧」というものはない。あっても値段 が折り合わなかったら結局ないのと一緒。ということで、優先順位をどのように決めるかがクリティカルに重要だと言うことがよくわかった。
5件の物件を午前11時頃までにざっと見て回り、12時まで事務所で職員だけでこの日の印象の取りまとめ。今後は、サーベイヤーからレポートが届くので、それに対して事務所としてのコメントを返し、次に進む。
不動産選びも、面倒と言えば面倒だけれど、やってみるとこれでなかなかおもしろい。

2008年12月10日水曜日

英国下院超党派フォーラム

10 日(水)は、午後4時から英国下院第12委員会室で行われた、「All Party Parliamentary Group on Local Democracy」のフォーラムに参加。テーマは「How can we make parishes work in our major cities?」。つまり、英国の伝統的なコミュニティであるパリッシュ(元来は教会の教区の意味だけれど、現在はかならずしも宗教的なものではなく、基 本的に日本の自治会に近い)が、これからどうあるべきなのかについて議論する会。キルヒナーさんと一緒に参加してきた。
まず、座長のDavid Curry議員がオープニングのコメントを行った後、ひな壇に座っていた人たちが、順次5分程度のプレゼン。プレゼンの最初は(たぶん)副座長のNick Raynsford議員で、以下、先日ダービシャーのセミナーにも講師でお越しいただいたLGAのシンクタンク「Local Government Information Unit」のAndy Sawfordさん、Bob Neill議員、Hazel Blears コミュニティ・地方自治大臣、Julia Goldsworty議員、ロンドンのTower Hamlets区のHugh Barnard氏と続いた。ブリアーズ大臣は、ひな壇のプレゼンが終わったら退席。お忙しそう。
で、プレゼンが終わった後も、一般参加メンバーである主としてNALCのメンバーを中心に、順次意見発表が行われた。
正直言って、議員はめちゃくちゃ早口だし、アクセントの癖のある人も多くて、僕のヒアリング能力では理解するのがかなり厳しい会議だった。でも、詰まると ころ、分権による多様化はとても大事だ、でも、地方自治の各階層ごとの役割分担も混乱させてはいけない、といったところがポイントだったように思う。常識 的な話。単に僕にとってはその部分しか理解できなかった、ということだけかもしれないけれど。でも、フランクで熱心な議論は、活気があっておもしろかっ た。
終了後、NALCで知り合った人たちや、LGIUのAndyに挨拶して引き上げる。そうそう、議会ショップでいろいろなロゴ入りグッズも売っていたので、子供たちへのクリスマスプレゼントようにいくつかゲット。しっかり商売に乗せられた。

2008年12月8日月曜日

Japan Society Christmas Party

8 日(月)は、午後6時半から、大使館のボールルームでJapan Societyのクリスマスパーティ。先週の天皇誕生日レセプション同様、こちらも非常なにぎわいだった。が、実際のところ、僕にはなぜこの二つのイベン トを別々に行うのかは、よく理解できなかった。まあ、もちろん宗教的観点から見ると、陛下は神道を代表するお方なので、キリストの誕生をお祝いする会と一 緒にするわけにはいかないのは当然だろうし、その意味で、天皇誕生レセプションの主催は大使館、クリスマスパーティの主催はJapan Societyとはっきりと分けられており、たまたま両者の行われる会場が、どちらも大使館である(部屋は違う)に過ぎないというのは、理屈としては十分 理解できるのだけれど、結局のところ、集まるメンバーや会のロジとしては、それほど大きな違いはないような気もする。
ともあれ、いずれの会も200人以上参加の大規模なものであっただけに、会の間にお話しした人は、両方の会ではまったく違っていた。ほとんど誰も重なって いなかったぐらいかな。その意味では、何回も似たようなイベントが行われることにも、大きな意味があるのかもしれない。たしかに、効率性を求めることが、 常に善とは限らない。

2008年12月7日日曜日

はまっているテレビ

日 本にいた間は、子供と一緒に見る「平成教育委員会」「がっちりマンデー」とサッカーの試合を除いては、ほとんどテレビを見ることはなかったのだけれど、こ ちらに来てからは、ヒアリングの練習も兼ねて、ということで、結構テレビを見るようになった。とはいえ、平日はほとんど家にいないので、特に土日。

で、今気に入っているのが、土曜日夕方にBBC ONEで放映される一連の番組。まず5時半過ぎから始まる「Hole in the Wall」。この企画は、元々日本の「とんねるずのみなさんのおかげです」(だったかな?)にあった人気コーナーをBBCが企画購入して制作した番組だとのこと。単純だけれど、実におもしろい。続いて「Strictly Come Dancing」。 今まで、社交ダンスには大して興味がなかったけれど、これを見始めて本当におもしろいと思うようになった。特に、今週土日に放映されたクウォーター・ファ イナルは圧巻。どの演技者もすばらしかった。これがあと2週で終わってしまうのかと思うと、とても残念。(もちろん、また次のクールには別の出演者で継続 されるのだろうけれど、見始めてからは、今の出演者にすっかり感情移入してしまった)
そして「Merlin」。ドラマはセリフが早いのでヒアリングは本当につらいのだけれど、字幕があればなんとかなる。イギリスの番組は、すべて字幕(もちろん英語ではあるけれど)がついているので、とても助かる。
土曜日は行事があることも多くて、必ずしも毎週欠かさずに見ているわけではないけれど、Merlinも含めて、基本的に「1話完結」といった感じなので、時々欠けても全く支障がないのもいいところ。
平日のドキュメンタリー系も、結構好きな番組があるけれど、またそれは次の機会に。

2008年12月5日金曜日

日本クラブ教育セミナー

5 日(金)のお仕事は、まず午前中、調査会社ユーロジャパンとの打ち合わせ。キルヒナーさんとの出張で、イギリスの地方自治政策を調査し、考える上でも、 ユーロの影響はとても無視できなくなってきているので、ある程度本腰を入れてユーロの政策をフォローすることを考え始めている。今回は、まずその下準備と いった感じ。とりあえず、調査会社に委託して、2週間に1回の割合で、ユーロの打ち出した政策のうち地域開発等に関係するもの、あるいは地域開発に直接は 関係しなくても、環境、福祉、教育など、イギリスの地方自治施策に影響を及ぼしそうなものを、ピックアップしてメールで送ってもらおうとしたのだが、この 日はまずそれのできそうな調査会社との打ち合わせ。事前にいただいたサンプル資料が結構しっかりできていて好感を持っていたのだけれど、プレゼンに現れた 人も2人とも若い女性ながらしっかりしていて、信頼はできそうな感じ。とりあえず、3月まで試験的に調査を委託してみることに。期待に応えてくれて、継続 できるようだととてもありがたい。
夕方6時からは、日本クラブで行われた、「教育と言語に関するセミナー」に、松野下所長補佐と一緒に出席。
最初、講師紹介の後、6時10分から50分頃まで山本麻子講師の講演。主として日英の文化の差による教育の目的や方法の違いについての話。ある程度想像は ついていたことだけれど、やはりイギリスは個人と言論というものを非常に大事にし、教育では主体的な調査・考察やプレゼンテーションを重視するということ のよう。つまり、授業においては、とにかく間違ってもいいからガンガン自分の意見を言うのが大事だと言うこと。また、それをしないと評価が得られない。日 本で下手にそれをやると、友人から村八分に合うことも多いので、その辺の切り替えの問題が重要だと言うことを再認識。
7時からは笹川(ガーモリー)真理子講師。前の山本講師はいかにも学者って感じの人だったけれど、笹川講師の方は、こちらで実に手広くいろいろなことをやっておられる人。
今回のセミナーが、駐英日本企業の人事担当者を主なターゲットにしていたらしいこともあって、話の中心が、企業の駐在職員のフォローのためには、企業の人 事がどのようにしたらいいか、ということだったので、僕自身には直接のかかわりは薄かったけれど、子供の教育の話などについては、真剣に耳を傾けた。こち らに来てからの子供の教育には、親、特に父親のフォローが欠かせないこと、特に学校の面談の参加は必須で、特に父親もできる限り参加すべきこと(自分が しゃべれないと思うのなら、通訳を雇ってでも行くべきとのご意見)、担任の先生には、できるだけまめに手紙やメールを書いて、親がきちんとコミットしてい ることを示すこと、クリスマスや学年終わりには、カードやプレゼントを贈るのがマナーであること、などなど、やはり経験者の話は重要。
このセミナーは、今回が第1回で、今後は子供の年齢別に数回開催されるらしい。第2回の未就学児童はいいけれど、第3回の小学生(4月予定)、第4回の中・高校生(7月予定)は、できれば聞いておきたいと思った。

2008年12月4日木曜日

天皇誕生レセプション、日本語講座打ち上げ

4 日(木)は、朝、10時20分過ぎから避難訓練。今回は抜き打ち訓練ということで、風間次長のほか、セキュリティ担当のジェイソン、事務所のお留守番をお 願いしたキルヒナーさんのほかの職員には一切知らせず実施。ジェイソンの迫真の演技のおかげで、「避難訓練」と思わず避難した職員もいたくらいでいなが ら、実にスムーズに避難ができて大成功。
その終了後、午前11時にANAの皆戸さん、グループの旅行エージョンとの小川さんが来訪。基本的には年末のご挨拶だったのだけれど、今年は僕の着任の時からセミナー等に至るまで、いろいろお世話になったこともあって、話に花が咲いた。
夕方6時からは、大使館で天皇誕生記念レセプション。ちょっと早いけれど、12月23日はこちらではすでにクリスマス休暇に入っている団体が多いので、お そらく早めにしているのだろう。日英含めてとても大勢の方々がご参加されていたのに驚いた。大使は、奥様とご一緒に参加者への立礼で、結構大変だったと思 うけど。
それにしても、さすが日本の催しといった感じで、ちゃんと日本酒も用意され、おつまみも充実していて満足。この日は、イギリスの人とはほとんどしゃべらず、日本人とばかりお話したけれど、初めてお会いする方もいろいろいて楽しかった。
で、8時過ぎにそちらを引き上げて、日本語講座の打ち上げ会場へ。Japan Society主催の日本語中級講座は、務台前所長のアイデアで始まったものと聞いているけれど、Japan Societyとの連携もよく、うまく運営されていてとても好評。JETAAの人で、日本語のスキルアップを図りたい人をとりあえずの念頭に置いており (実際は公募なので、生徒はJETAAだけじゃないけれど)、それなりに日本語を話せ、読み書きもできる人が集まっている。会場はうちの事務所の会議室な のでもちろん無料。先生もSOASで勉強中の日本語教員の卵を、日本語教育方法の勉強を兼ねてやってもらっているということで、実に格安の料金で実施でき ており、全員にとってwin-winになるとてもいい企画。
今年が始まりで、夏に第1回目が終わり、10月にスタートした今回のコースは第2回目だったけれど、その初回には僕も日本語のショートスピーチをして、その後パブで先生や生徒の方々と楽しく飲んだりしたので、とりわけ印象深かった。
この日の講座が全10回の最終回で、打ち上げがテムズ川に臨むOXO Tower にある「BINCHO」(備長)。以前、秋田日本酒のプロモーションが大使館であったとき、この店のマネージャーの方と名刺交換したこともあって、一度言ってみたかったのだけれど、こういう形で願いが叶ってラッキー。
店は洋風で新しく、「焼き鳥専門店」とは言っても、とてもモダンな感じ。味の方は、まあ普通かな。もちろんロンドン基準で見るととてもおいしいのだけれど。ともあれ、この日はみんなとおしゃべるするのに夢中で、味のことなどほとんど眼中になかった。
楽しい雰囲気の勢いに誘われて、つい2次会(というか、僕的には3次会)のパブまで付き合ってしまったのはいいけれど、さすがに飲み過ぎた。へろへろに 酔っぱらって、よくぞちゃんと家に帰れたって感じ。まあ、多少酔っても、帰巣本能で自分のフラットまで戻れるようになったのは、ロンドンにもそれだけ慣れ たってことなんだろう。でも、日本で昔やってみたいに、気がついたら真夜中過ぎの地下鉄駅ホーム、ということだけは、決してやらないように気をつけない と。

2008年12月3日水曜日

水鳥公使送別会、時事通信桜井支局長講演

3 日(水)は、午前10時45分ころから、Horse Guards Parade で女王陛下の国会開会スピーチのための登庁パレードがあるからということで、事務所有志で(もちろん留守番もきちんと残して)その様子を見に行く。騎馬隊 に囲まれて、トラディッショナルな装いで出かける姿は印象的だったけれど、待っていた時間が長く、とても寒かったことには閉口した。
昼に広報連絡会メンバーによる大使館広報担当の水鳥公使の送別会。ピカデリーの「祭」で昼食会。日本式に目の前で焼いてくれる鉄板焼きで、スコティッシュビーフの焼き肉を食べた。
僕はこちらに来てから5ヶ月だけのお付き合いだったけれど、本当にお世話になった。特に今年は、日英修好150周年記念の年で、たっぷりとイベントがあっ たので、本当にお会いする機会が多かった。お別れするのはお名残惜しいけれど、これも宮仕えの定め。また後任の方とお近づきになるのを楽しみにしよう。
その後、午後2時からスピーカーシリーズ。今日の講師は、いつもは聴衆でよくご参加くださっている時事通信社の桜井支局長。今回は講師と言うことで多少緊 張されていたご様子だったが、ご自身でまとめられた資料を元に、「英字新聞、わたしの読み方」と題して、マスコミの方ならではのいろいろおもしろい裏話を お聞かせいただいた。
支局長の話にもあったけれど、イギリスの人たちは、自分の意見をとてもはっきりと言う。政治家しかり、マスコミしかり。日本の新聞で実によく見かける「… としている」「…となりそうだ」式の、引用なのか、意見なのか、予測なのかわからないあいまいな表現はない。それだけ、言論に対してきちんと責任を持って いると言うことだろう。もちろん、言い切る分だけ、間違ってしまうことも当然多くなるわけだけれど、そこは読む方、聞く方も織り込み済みというところで、 社会が成り立っている。こういう方がよほどわかりやすいし、すっきりしていて気持ちがいいと思うのだけれど、日本ではそれが難しい。でも、アメリカなんか とは違って、イギリスではpoliteな表現にはとても気を遣っているし、ユーモアなども交えるようにして角ができるだけたたないように配慮されているの で、これからの日本では、その辺が落としどころのような気がする。プレゼンテーションの方法は、イギリスに学ぶところ大いにあり。
桜井支局長の講演内容は、事務所のHPに近くアップロードされる予定。

2008年12月2日火曜日

Informal pub supper

12月2日(火)には、Japan Society と大使館との共催で、High Holborn にある「The Penderel's Oak」というトラディッショナル・パブで、大使とJapan Society会員との懇談会が行われ、それに参加してきた。
大使館からのメールの案内では、大使とJETAAとの気軽な懇談会、とのことであったので、特に個別に招待状が来ていたわけではないが、これに出席しない わけにはいかない。事務所からは、僕のほか、風間次長が出席。JET担当の木村さんも当初出席予定だったが、来年度予算要求事務の大詰めで残業したため、 結局出席できず。その代わり、と言っては失礼に当たるが、先日までクレア本部でJETを担当していて、今は木村さんと結婚してこちらに来て大使館でアルバ イトをしているシャロンさんが参加。彼女自身もJETAAなので、今はロンドン支部に加入しており、もちろん参加資格は十分。
会は7時頃から始まり、大使の到着が7時20分頃。で、7時半過ぎにご挨拶があった。大使の英語は、必ずしもネイティブのように流ちょうなわけではない が、しっかりとした正確な英語で、しかもスピーチの内容が濃い。ちゃんとジョークも交えつつ、日英の歴史、ご自身の出身や体験などを織り交ぜ、日英の人と 人との交流の重要性を、しっかりと聞かせる内容でお話になった。大使のお話の間は、それまで騒がしかったパブもしーんとして聞き入っていたのが、さすが。
その後は気楽な歓談。僕も、シャロンさんを大使にご紹介して役目を果たす。あとは、僕自身、ビールを飲み、つまみを食べ、いろいろな人とのお話を楽しん だ。今回の仕掛け人のJapan SocietyのHidyさんのほか、いつもよく合う日系機関・企業の人の他、British Councilのご婦人、Britonで日英交流の幅広いネットワークをお持ちの老ご夫妻、Axaのファンド・オブ・ヘッジファンドのマネジャーでありな がら、日本が大好きでこれまで何回も日本に行き、しかも地方都市をいろいろはしごしている人など、新しい出会いもあって実に楽しかった。
大使自身もかなら楽しまれたご様子で、当初9時までの予定が、結局10時近くまでおられたみたい。大成功で本当に結構。

2008年12月1日月曜日

電球の交換

しばらく前 から、リビングの天井の電球が次々に切れていき、6個ついているうちの3個が切れてしまってさすがに暗くなったので、交換することに。一応、大家さんに、 取り替えてくれないかと聞いてみたものの、電球は Peter Johnes に売っているから自分で取り替えなさい。わからなければ、下のフラットに住んでいる管理人さんに聞きなさい、とのつれない返事。ということで、一念発起し て自力で取り替えてみることに。でも、うちのリビングの電球は、

といった感じで天井に埋め込まれているので、しばらく悩んだけれど、結局はずしかたがわからない。で、管理人のEricさんを頼ることに。しかし、彼のフ ラットはまた違うタイプの電球だったので「わかるかなー」と言いながらも見に来てくれた。彼もしばらくいろいろ試行錯誤していたものの、ものの5分程度で 見事にはずすことに成功。結果的には、ガラスのふたの部分を単に反時計回りにひねるだけだったのだけれど、その構造がとてもわかりにくくてトリッキー。と りあえず、はずすことができてよかった。
で、早速同じものを Peter Johns で買ってきて、取り付けようとしたのだが、今度は付け方がわからない。もちろん、はずした手順のちょうど逆をやれば付くはずなのに、どうしてもはまらない。古い電球を再度取り付けようとしても、それもはまらない。結構焦った。
30分ほどあれこれやっているうちに、ようやくカポッと入る角度を見つけ、ひねって無事装着。2個目もまた苦労したけれど、それも成功。3個目はさすがに慣れて結構楽に取り付けられた。
ともあれ、電球の交換一つにしても、慣れない外国は大変だということがよくわかった。