2009年5月17日日曜日

雨のプレミアリーグ観戦

17日(日)は、チケットが取れたので、久々にプレミアリーグの試合を見に行ってきた。チェルシー対ブラックバーン戦。昨日マンチェスター・ユナイテッドの優勝が決まったので、今日の試合は消化試合となってしまっていたのだが、それでも会場のスタンフォード・ブリッジは9割以上の入り。単に消化試合というだけでなく、この土日は地下鉄ディストリクト線運休のためフルハム・ブロードウェイ駅が使えず、かつこの日は雨でかなり寒いという最悪の条件が、これでもかとばかりに重なったにもかかわらず、この人の入り。さすが人気クラブ。

ちなみに、僕はTシャツの上に長袖のインター、さらにジャケットという日本の5月末ではありえない厚着で出かけていったけど、それでも寒かった。まあ、気温11度と言えば、日本では思い切り冬なので、当然と言えば当然。

でも、試合そのものはとてもレベルが高くておもしろかった。消化試合なので、勝利にこだわるがつがつとした感じではないが、かといってプレーに手を抜いている感じは、両チームとも微塵もない。ブラックバーンの選手のことはよく知らないけれど、チェルシーに関しては、出場メンバーも完全にフルベストメンバーだったし。スタンフォード・ブリッジ最終戦ということで、ファンに対して精一杯ベストの試合を披露しようとしたということだろう。レベルの高いプレーの数々は、見ていて十分満足だった。

結果は、順当にチェルシーが2対0で勝ったけれど、実際はもう2~3点入っていてもおかしくない展開。最近ちょっと話題になっていたけれど、確かにプレミアリーグでも「ビッグ4」のマンチェスター、リバプール、チェルシー、アーセナルと、その他のチームでは、やや実力に段差がある感じ。エバートンファンのスポーツ担当大臣は、少しでも平均化させるために、これらビッグ4がチャンピオンズ・リーグで得た収入の一部をプレミアリーグに還元させる手段を講ずべきだというような話もしていたみたいだけれど、それも理屈の通りにくい話ではある。でも、もう一つの提案されているらしい、各クラブとも、自国の国籍を持った選手を、最低4人はプレーさせることを義務づけるようにしようというのは、まあなんかわかる気がする。チェルシーにはテリー、ランパード、コールのようなイングランド代表の名選手が結構いるけれど、マンチェスターはルーニー、リバプールはジェラードくらいしか有名でなく、アーセナルに至っては若手のウォルコットがサブでいるだけというのは、さすがにちょっといかがなものかって感じではあるし。

ともあれ、プレミアリーグも来週で終わり、チャンピオンズ・リーグの27日の決勝戦で一区切り。楽しかったサッカーも、来月からはオフシーズン。ちょっと寂しい。

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