2009年2月23日月曜日

SECOMの話

2月23日(月)は、月例の「スピーカーシリーズ」と題したロンドン事務所の勉強会。今回の講師は、セコムロンドンの竹沢社長。すでに商工会議所の集まりや大使館の会議などで何回かお会いしたことがあったが、とてもエネルギッシュでセキュリティの普及に情熱を燃やされている方。以前、務台前所長が、川本所長補佐と一緒にセキュリティに関する話を聞きに行ったことがあったそうで、それ以来の事務所とのおつきあいだとか。今回は、事務所に来ていただいて、日本と英国との民間セキュリティの相違について、熱く語ってもらった。
話の内容については、近く事務所のHPに載る予定なので割愛するが、セコム発展のきっかけが、子供の頃僕も見ていた「ザ・ガードマン」のヒットにあったことや、イギリスの民間セキュリティ会社が、イギリスが世界で最初に発明した防犯ブザーの販売からスタートしたため、今でも防犯機器の販売会社にとどまっているのに対し、セコムは警備業からスタートしているため、セキュリティサービスを商品としており、サービスに臨むスタンスが全く異なっていること、このため、イギリスに日本式セキュリティサービスを導入するのに、非常に苦労していることなど、パワーポイントを使った熱演で実によくわかり、とてもおもしろかった。
なお、この日の講演には、調査のためロンドンにいらしていた、摂南大学経営情報学部の経営学博士島田教授と、工学博士三藤教授もご参加され、話に花を添えていただいた。
竹沢さん、島田先生、三藤先生、ありがとうございました。

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