2009年3月15日日曜日

JETAAUK 年次総会

3月14日(土)から15日(日)にかけて、マンチェスターで行われた、JETAA英国所属6チャプターによる年次総会(Anual General Meeting)に出席した。
14日(土)午前9時ユーストン駅発の電車に乗って、木村所長補佐、キース調査員とマンチェスターへ。この日は、ちょうどプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦の日に当たっていたため、おそらくロンドンからもそれを見に行くであろう人々で電車は超満員。全席指定なので立っている人はいないが、3人ばらばらの座席。僕は車両も別。午前11時10分に駅についてタクシーに乗ろうとすると、ここも長蛇の列。まいった。ちなみに、宿泊ホテルも、定宿の中心街のものは、普段70ポンドの部屋が、この日だけはなんと150ポンド。さすがに泊まれないので、郊外の安いホテルを取った。しかし、マンチェスターは公共交通機関があまり発達しておらず、電車は本数が少なく、バスは遅いので、どうしてもホテルへの往復をタクシーに頼らざるを得ない。さらに、先にホテルでチェックインしようとしたら、アーリー・チェックインは、一人10ポンド余分にかかるという。ともあれ一部屋だけアーリー・チェックインをして、3人の荷物を置いた。ずいぶん割高な出張になってしまった。
会議は、市内中心部の「Don Giovannis」というレストランの一室で、午後1時から行われた。なんでも、JETAAノースイースト(マンチェスター)チャプターのジュービンのお父さんがここを経営しているとか。きちんとパワーポイントの用意もされているし、会議を行った一室はレストランの他の席とはきちんと離れていて話し合いを行うにも何の問題もなく、いい会場だった。
会議は、各支部からの活動報告、JLGCからのJETAA向け助成金の制度変更についての説明、JETAAの今後の課題についての話し合い、JLGCとJETAAとの協働のあり方についての話し合いと続き、非常に中身の濃いものだった。その日は予定時間通り5時頃に会議を終え、その後はパブでリラックスしながらの意見交換会。ただ、そちらの方もやはりプレミアリーグの影響で、結構な賑わいだった。

15日は、AGM2日目。朝は、ホテルをチェックアウトした後、やはりタクシーで昨日のレストランへ。9時から朝食を食べながらのミーティング、10時から会議という予定になっており、我々は9時ちょうどに会場に着いたのだが、また到着者はゼロ。さすがイギリスの会議。
でも、10時にはちゃんと全員集まり、きちんと会議は行われた。会議と行っても、この日の主要議事は、次のUK代表メンバーを決める選挙。このような場合、日本では、あらかじめ候補者が根回しで決まっていて、当日は全員による承認で決まってしまうことが多いが、そこは民主主義の伝統の長い国。メンバーは16人程度だったと思うが、ちゃんと立候補して、所信を述べさせ、投票して選ぶ。で選ばれなかった人も、拍手で勝者を称えてすんなり代表が決まる。非常に手続きが透明ですがすがしい。
議事進行が早く、当初の予定では12時まで確保されていたのが、結局11時にはすべての議事が終わってしまった。そこで、ちょどこの日がアイルランドの祝祭日「聖パトリック・デー」に当たっており、教会広場でイベントをやっているからとのアドバイスを受けて、みなでその見物に。この日アイルランドのカラー緑色が目立った広場は、人で賑わって楽しかった。その後、12時半から「太湖」という中華レストランでJLGC主催の昼食会。といっても、5.8ポンドでドリンク付きの食べ放題バイキング。ただ、料理が何十種類もあり、実に堪能できた。ロンドンでもこんな店があればいいのにとため息。
帰りは、電車が比較的空いていたので、一番早いやつの自由席に乗ってロンドンに戻った。

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