16日(月)は、ユニタリー(日本の県に当たるカウンティと、市町村に当たるディストリクトの機能を併せ持った市)の調査をしている大使館の河合書記官が、この4月に二層制の市から一層制のユニタリーに移行するBedford CouncilのChief Exectiveのアポイントが取れたというので、当事務所からも僕とキルヒナー主任調査員とが同行。
ベドフォードはロンドンから近く、朝10時にセントパンクラス駅を出て、10時37分にはベドフォード駅に着いた。駅から市役所までは、歩いて15分程度。暖かい日で天気も良かったので、街の中心街を歩いて、町並みを見ながら市役所に赴いた。
事務総長のフィールド氏へのインタビューは、午前11時から1時間の予定だったが、話が弾んで12時半までお話を聞くことができた。氏は、元々民間の技術畑出身とのことだったが、ベドフォード市で39歳の時から11年間事務総長を務め、この3月でユニタリー昇格を花道に退任されるとのこと。これまでの経験談を、表話・裏話交えて、エネルギッシュに語ってくださった。とてもまだ引退するような状態ではないと思うのだが、これからはゴルフやガーデニングやアンティークの趣味の時間をたっぷり取り、自治体へのコンサルティングなどしながら過ごされるそうな。うらやましい話。
本題のユニタリー移行の話でも、ベドフォードの置かれた政治状況、カウンティとの対立、今後の住民サービス向上への見通しなど、熱く語っていただいた。ただ、ベドフォードについては全く問題ない、むしろよくなるであろうことはよくわかったが、ベドフォードのユニタリー化で残された中ベドフォードは今後どうなってしまうのだろう、というのが心配なところ。でもこれは、ベドフォードの事務総長の気にするところではないのだろう。むしろ国の政策の問題。
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