10日(火)は、午後2時から大使館で日英姉妹都市会議。英国の自治体で、日本と交流・提携関係にある自治体を一同に呼び集め、日英の自治体交流のあり方について意見交換をしていただこうというのが趣旨で、大使館と当事務所の共催事業。今回初の試み。
こういう会議を持てばおもしろいのではないか、というアイデアは、以前ゲーツヘッド市に行った折に、石川県小松市と姉妹都市関係にあるゲーツヘッド市側から出てきたもので、それはおもしろそうなので、そのうち是非やりましょうと口約束だけしてあった。
しかしながら、今年度は事業予算もないので、来年度の適当な機会にと考えていたところ、大使館から、昨年末に地域連携事業で適当な企画があれば、本省から予算が出ることになったという情報が入ったことで、この企画のアイデアを話したところ、あれよあれよという間に決まったもの。
正直、準備期間がやや短かったこともあって、どれだけ集まってくれるか多少心配な面もあったのだが、姉妹都市・提携都市含めて英国にある該当30自治体のうち13自治体(だったと思う)が集まってくれ、また、LGA(英国自治体協議会)のメンバーも参加していただいたし、日本側も、大使館、クレアロンドン事務所だけでなく、ジェトロ、国際交流基金、政府観光局、学術振興会、ジャパン・ソサイエティと幅広く集まってプレゼンをしていただき、非常に充実した会議となった。
会議では、それぞれの都市が交流を始めた経緯や活動状況などを一通り紹介してもらった後、ディスカッション。どこもやはりお金の悩みが大きいようで、チャリティの活用などがアイデアとして出ていた。また、参加していたバース市の女性議員の方から、姉妹都市提携をしている相手先からまったく音沙汰がないという本音の苦情も聞かれ、そういう実態があぶり出されて修復のきっかけを与えられる機会が得られたことも、逆に収穫。
なんとか今後にもつなげていきたい。
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