15日(月)から16日(火)にかけて、ダブリンでJETAAアイルランド支部主催のパブクイズイベントが開催されたので、それの出席に出席するとともにアイルランド支部の幹部たちとの意見交換を行うため、小川所長補佐、フィリパ調査助手と一緒に、アイルランドに出張してきました。
行きは15日午前10時半頃事務所を出発して、午後1時ロンドン・シティ・エアポート発のシティジェットでダブリンへ。空港からはバスでダブリン市内に入り、ホテルにチェックイン。夕方の意見交換会までの時間を利用して、Guinnes Storehouse の見学に行ってきました。さすが世界のギネスビールの総本山と言った感じで、テーマパーク風の派手な演出でなかなかおもしろくビース製造の過程を見せてくれます。日本のメーカーのこの手の物は、概して真面目でおとなしめですが、むしろこれくらいエンターテイメントに徹した方がいいんだなと勉強になりました。
その後、午後6時から地元のタイレストラン「HOK」でJETAAとの意見交換会。代表のTaraに加え、Charls、Kittyのメンバー3人はすべて女性。みな明るく元気が良くて、とても頼もしい感じ。3人がどこでJETの経験をしてきたのか、アイルランドでどのような活動を行っているのか、クレアからの補助金への要望はないかなど、パブクイズイベントまでのわずか1時間少々の時間だけでしたが、楽しく有意義に意見交換してきました。
そして午後7時半からは、アイルランドパブでのクイズイベント。地元のJETAAに加えて、アイルランド私立大学留学中の日本人学生やワーキングホリデーでこちらに来ている日本人なども加わった総勢20人あまりのメンバーが、4~5人ずつのチームに分かれて、日本やアイルランドに関連する様々なジャンルのクイズを解くのを競い合うイベントです。JETAAのメンバーのひとりと、Japan Foundationから派遣されてこちらで日本語を教えておられる茅本さんとのお二人で合計50問(もっとだったかな)の問題を出題。メンバーのみんなで知恵を出しあってクイズにチャレンジする体験は、コミュニケーションを深めるのに最適。すばらしいイベントでした。
16日(火)は、午前7時35分の飛行機に乗るため、午前5時半にホテルをチャックアウト。タクシーで空港に向かい、午前6時に空港に着きました。セキュリティチェックを終え、喫茶店で時間を潰し、搭乗開始時刻の少し前の7時に搭乗口に行ったのですが、実はそれからが大変でした。
ダブリン空港の205番搭乗口に行ってみると、6時35分出発予定だった前の飛行機がまだ飛んでいない状態で、当然ながら僕たちの乗る便もDelayの表示。しばらく待っていると、搭乗口を変更することにしたとのアナウンス。で変更先の209番搭乗口に移動すると、どうやら20分遅れ程度で出発する表示に。やれやれと思ってそこで待っていると、突然表示が消え、便がキャンセルになったとのアナウンス。今後の振替については、改めて205番搭乗口で案内するとのこと。あわてて205番に戻ると、こちらもまだ6時35分の便が出発していない状態。一体いつになったらロンドン行きの便に乗れるのかと、一瞬目の前が真っ暗になりました。
でも、しばらくすると、ようやく6時35分の便の搭乗案内が始まりました。一応ダメ元で列に並んでいると、その便の搭乗手続きが終わった後、引き続いて空き席に7時35分の乗客の手続きがスタート。「ダメ元」が無駄にならず、うまく3人とも滑り込むことに成功。なんとか8時40分にダブリンを飛び立つことができ、その日の午前中のうちに無事ロンドン事務所に戻りました。
まったくこちらでの旅行は、油断もすきもありません。
17日(水)から19日(金)にかけては、大使館で行われた来年度に派遣されるJET CIR面接のため、大使館に缶詰。松永一等書記官と昨年も面接官をされていた元JETのフィオナさんと3人で、合計16人の候補者の面接を行いました。日本で働きたいという熱心な気持ちを持っている若者たちと接することはとてもうれしいもので、こちらも元気づけられます。全員がCIRになれればいいのですが、そうもいかないので点数をつけなければならないのが、ちょっとつらいところです。
また、19日(金)の面接に出かける前、朝9時半には、JETROで今度日本にお帰りになる長谷部次長さんが、後任の栗田さんをお連れになって事務所にお見えになりました。長谷部次長さんには、英国の不動産事情等これまでいろいろ面白い話を聞かせていただき、とても勉強になりました。事業仕分け等で大変な時代ですが、日本でのご活躍も期待しています。
20日(土)は、JETAA UK年次総会に出席するため、小川所長補佐、キース、フィリパと一緒にカーディフへ。朝9時45分パディントン発の電車に乗り、12時10分カーディフ・セントラル駅着。そのままタクシーで会場である The Future Inns in Cardiff Bay に直行。今回の会議をセットしてくれたウェールズ支部のニールやUK代表のジョシーほか、すでに到着していたメンバー達と少し雑談した後、午後1時に会議室に入って昼食。その間に大使館から松永一等書記官とJETデスクの根本さんも到着。
午後1時半からミーティングスタート。様々な活動発表や議論などが行われて、午後5時15分頃終了。
その後6時20分まで休憩した後、皆でヒストリック・パブに繰り出しました。
本来、その後午後8時から大使館主催のパーティがあり、カーディフに宿泊した後21日(日)にも2日目の会議が行われたのですが、僕は日曜日には別の予定が入っていたため、パブでみなと別れ、午後8時25分カーディフ・セントラル駅発の電車でロンドンに戻りました。
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